天気予報の降水確率とは?一時と時々の違いとは?
雨が降るか晴れるかによって当日着る洋服や行動予定が変わってくるため、
天気予報を欠かさずチェックしている人は多いようです。
ところが、毎日のように見聞きしている気象用語のきちんとした意味は意外と知られていません。
そこで、頻出する気象用語の定義を再確認しておきましょう。
天気予報の降水確率とは?
「今日の降水確率は50%」と予報されていたら、
「今日の雨が降る確率は五分五分かな」と考えるのが普通ではないでしょうか。
ところがこれが間違いで、実際に雨に遭遇する確率はもっと高くなります。
降水確率とは『その地方で、過去に似たような気象条件のときに1mm以上の雨が降った実績』を指し、
その統計には1mm以下の小雨は含まないのですが、
実は小雨のほうが1mmを超す雨よりも降る回数が多いというカラクリがあるのです。
通常の感覚では人は小雨であっても「雨」にカウントしてしまうため、
体感としては、降水確率の数字よりも多く雨に降られているということになります。
天気予報の一時とは?
「曇り一時雨」という表現は頻繁に出てきますが、この「一時」の意味をご存じでしょうか。
「時間が全体の4分の1未満」の意味になります。
例えば明日の朝6時から夕方6時までの天気予報が「曇り一時雨」だった場合、
12時間のうち、曇りの時間が9時間以上で、
雨の時間が3時間未満であると予報されているということになります。
天気予報の時々とは?
同じく「曇り時々雨」という表現について考えてみましょう。
「時々」は「時間が全体の4分の1以上、2分の1未満」を示します。
明日の予報が「曇り時々雨」だった場合、12時間のうち3時間以上6時間未満の間、
雨が降るという意味になります。
まとめ)
普段チェックしている天気予報は、用語の定義を知ると、自分の中での天気予測もずいぶんと変化します。
小雨を含めると、予報の降水確率より高い確率で雨は降りますし、
「曇り一時雨」と「曇り時々雨」とでは、「曇り時々雨」の方が降る確率は高くなります。
正しい知識をもって、レジャーや仕事に天気予報を活かしていきたいですね。
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