子供の爪噛みの治し方、4つの防止方法とは?
子どもが4歳~5歳くらいになると、爪を噛む癖があらわれることがあります。
見た目もよくありませんし、衛生面でも問題がありますから、
悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか。
しかしきつく叱ってしまうと子どもにストレスを与え、逆効果になることもあります。
どうすれば爪噛み癖をやめさせることができるのでしょうか。
対処法1)理由を説明する
話の内容がわかる年齢の子であれば、まず爪を噛んではいけない理由を淡々と伝えましょう。
叱り口調ではなく、あくまでもアドバイスをするスタンスで話しかけます。
対処法2)やめることのメリットを教える
さらに、爪噛みをやめることのメリットを伝えます。
架空の話でもいいので子どもが興味を持つ内容にしてみてください。
たとえば大きいものに憧れる男の子であれば「爪を噛まないでいると、指がもっと伸びるね」と励まし、
きれいなものに憧れる女の子に対しては「爪の白い部分が少しあると指はもっと可愛いね」といったように、
子どものやる気を引き出しましょう。
対処法3)爪にやすりをかける
短くなった爪であっても、やすりを軽くかけてあげましょう。
ガラス製や紙製なら爪が短くてもうまく使えます。
かけた後、普段のガタガタの爪とは違う滑らかな感触に、子どもは違和感をおぼえるでしょう。
爪を噛んでいることに自分でも気付いていない子どもに対し、注意喚起をする効果があります。
全く効果がないのであれば、苦み成分を配合したトップコートを塗ってみるのもおすすめです。
対処法4)一緒に過ごす
爪を噛む原因に心の不安があげられることもありますが、
そういった精神的要因とは別に、子どもと一緒に過ごす時間を増やすことで
爪を噛む隙を与えないという方法もあります。
休日には一緒に遊び、一緒に本を読み、一緒に家事をしましょう。
噛んでいるのを発見したら、何か用事を頼むなどして気をそらしてあげましょう。
まとめ)
爪噛みをやめさせるためにきつく叱っても効果は期待できません。
冷静に説明をし、目標をかかげて子どものやる気を引き出し、
爪をケアすることで「噛んでいること」を子どもに気づかせ、親子で一緒に過ごして爪を噛むことを忘れさせる。
一見遠回りに見えますが、気長に付き合う気持ちが大切です。
関連記事
-
-
打ってはいけない?インフルエンザ予防接種の副作用とアトピー性皮膚炎
寒い時期になると懸念されるのがインフルエンザの流行です。 小さいお子さんから大人まで、インフル
-
-
インフルエンザの検査でわかった 「A型」の特徴とは?
インフルエンザに型があるというのは ご存知でしたでしょうか? インフルエンザの型によって症状が変
-
-
減塩の料理のコツお伝えします。健康のために意識しましょう。
食塩の取りすぎが体に良くないことは周知の事実ですが、 食事の味付けに塩味は欠かせないですよね。
-
-
鋳物ホーロー鍋バーミキュラの欠点は?
「バーミキュラ」を知っていますか?販売元に予約が殺到し、 なかなか入手できないと言われているお鍋で
-
-
かゆーい汗疹に効くおすすめの薬が知りたい! ~赤ちゃんから大人まで~
かゆーい汗疹に効くおすすめの薬が知りたい!~赤ちゃんから大人まで~ 夏になってしまうのが汗
-
-
猫背を治す座り方を紹介。
なんで猫背になるんでしょう?特に背が高い訳でもないとか、 背は高いほうだけど全然気にしたことないの
-
-
サンマの内臓は苦いがウマい! でも食べても大丈夫なの?
酒飲みの人などは「サンマはワタがウマい!!」…といって、 好んで内臓を食べたりしますよね?
-
-
葛根湯の効果と副作用
まだ朝方と日中の気温差が激しいこの季節。 そんな時期は体に不調が表れやすいですよね。 何だか
-
-
クーラー病を知っておこう その頭痛・吐き気に注意して!
クーラー病という言葉を聞いたことはありますか?夏の暑い日、扇風機では追い付かずクーラーを使用すること
-
-
画期的な布団乾燥機!象印スマートドライの凄さ
寒い冬は、ひんやりと冷たくなった布団に足を入れるのが億劫ですね。 そんなとき、布団乾燥機にかけ
