煎茶と玉露の入れ方、ついでにほうじ茶も。
お茶は誰が入れても同じではありません。
茶葉のうまみを引き出すポイントを知っておくと素敵なおもてなしができますよね。
玉露、煎茶、ほうじ茶のお茶のいれ方をご説明します。
玉露
最高級の日本緑茶と言われる玉露。
まずは沸騰させた湯を急須に入れて五分ほど冷まし、茶碗の7分目まで注ぎ分けます。
次に急須に残った湯を捨て、ひとり分小さじ二杯の割合で茶葉を入れ、茶碗の湯を戻します。
二分ほどかけてゆっくりお茶を出し、茶碗に交互に注ぎ分け、最後は注ぎ切ります。
最後の一滴がよりおいしいとされますので無駄なく注ぎましょう。
二煎目の待ち時間は30秒から1分です。
できれば小ぶりの玉露急須と玉露茶碗を使うとよいですが、
ない場合は小ぶりの茶器を使いましょう。
煎茶
広く親しまれている煎茶。
まずは急須と茶碗に80度くらいのポットの湯を注ぎ温めます。
このとき高級な茶葉の場合は少し冷ましてからがよいです。
その後湯を捨て、ひとり分小さじ一杯の割合で急須に茶葉を入れます。
急須に新たに湯を入れ、40から50秒蒸らし、茶碗に交互に注ぎ分けます。
湯のみは薄手の陶器か磁器製で小ぶりで低めのものがよいでしょう。
大きな湯のみは避けた方がよいです。
ほうじ茶
ほうじ茶は煎茶を香ばしく焙じたもので食後に適しているとされています。
香ばしさを損なわないように注意したいものです。
まず急須と茶碗を湯で温めておきます。急須には大さじ2~3杯の茶葉をいれます。
そして急須に沸騰したての熱湯を入れ、20~30秒待って茶碗に交互に注ぎ分けます。
熱湯を入れるので急須も茶碗もやや大きめで熱くても持てる陶器が適しています。
お客様にお茶をお出しする時は必ず茶托を使いましょう。
台所から運ぶ時はお茶が冷めないように、蓋があれば蓋つきの茶碗がよいでしょう。
茶托と茶碗はセットです。
こぼさないよう別々に運んでも出すときは必ず茶托にのせ、両手でお出しします。
このようにそれぞれのおいしさを引き出すことのできる
お茶のいれ方でおもてなしできるとよいですね。
関連記事
-
カブトムシとクワガタの飼い方 必要なのは6つ。
子どもが幼稚園に入る頃になると、虫への興味が湧きはじめる子も多いのではないでしょうか。 突然、
-
服に毛玉がつく原因は?取る方法をご紹介。
お気に入りの服なのに、袖の回りやバッグが当たる位置など、 よくこすれる所にどんどん毛玉ができてしま
-
きゅうりの育て方 初心者でもできます。注意することと簡単レシピもお伝えします。
きゅうりといえば、夏になくてはならない野菜。 瑞々しくてしゃきっとした歯ごたえと美しい緑は、
-
履歴書の証明写真のサイズは?貼り方と合わない時の対策。
ずい分景気が回復したと言われていますが、やはり一流企業への就職は狭き門。 その門に入るための最初の
-
登山装備にかかる初期費用はどれくらい? 費用を抑えて揃えるには?
登山をするときに必要な物をそろえると 初期費用はどれくらいかかるのでしょうか? 登山
-
不用品ってどうしてる? 処分のコツと片付けの進め方
ここ数年、断捨離ブームが続いていますね。 余計なものをもたない生活は、 シンプルで心地よいもので
-
パワーポイントでのプレゼンテーションの資料の作り方とコツ
「プレゼンテーション」とは、 「他人に対して自分の考えを提示・説明すること」です。 会議や発
-
データローミングを国内でオンにしてたら高くなるの?
海外に出張や旅行に行った時にデータローミングをオンにして、 帰国した時にオフにするのを忘れた…そん
-
たけのこの美味しいゆで方! 下ごしらえも手間なしの皮のむき方
たけのこがおいしい季節がやってきました。 和食や中華、様々な料理の具材に使われている ポピュ
-
暑い夏に日傘が便利 圧倒的な遮光・遮熱で外でも涼しく快適に!
夏の日差し対策、あなたはどうしていますか?日焼け止めをしっかり塗って外出するという人、日傘をさして外