アルツハイマー病の予防に運動の他3つの方法をご紹介します。
高齢化が進むと共に増えてゆく認知症。
認知症とは「何らかの原因で脳の神経細胞が損傷を受け、記憶力、判断力などの認知機能が低下して、
日常生活や社会生活に支障が出る状態」を言います。
認知症を起こす原因となる病気の中で約7割を占めるのがアルツハイマー病です。
認知症による徘徊で行方不明になる人が1万人を超えたというニュースが大きな話題となりました。
アルツハイマー病にならないための心得をお伝えします。
体を良く動かしましょう
運動はアルツハイマー病の原因の一つであるアミロイドβタンパクの分解を助け、
脳にたまりにくくします。
また、肥満を解消し、生活習慣病を遠ざけるのにも役立ちます。
オススメはウォーキングなどの有酸素運動です。
目的地まで少し遠回りして歩いたり、エスカレーターを使わず階段を使ったり、
できるだけ体を動かすようにしましょう。
趣味や楽しみを持ちストレスを解消しましょう
いろいろな趣味を持ち家族や友人とのコミュニケーションを大切にしましょう。
脳の神経細胞によい刺激となり、活性化が促され、ストレス解消にも役立ちます。
視力、聴力、歯のケアをしっかりしましょう
良く噛んで食べること、しっかり見る・聞くことは脳の神経細胞によい刺激を与えます。
高齢となり、歯周病などで歯を失ったり、
視力・聴力が衰えても義歯や補聴器を活用して弱った働きを補い、
白内障などの病気を治療するなど適切なケアをしましょう。
認知機能の維持にも良い影響が期待できます。
バランスの良い食生活を送りましょう
地中海沿岸諸国は心臓疾患の死亡率が低く生活習慣病が少ないことで知られています。
この地域の人々の食事の共通点は新鮮な野菜や果物、乳製品、
青魚などの魚介類をバランス良くとり、オリーブオイルをたっぷり使うことです。
野菜や果物に含まれるビタミンCやβカロテン、
青魚に含まれるDHAやビタミンDに認知機能低下の抑制を示すと言われていますので
積極的にとりいれましょう。
誰もが避けたいと思う認知症。
これらの生活の積み重ねで予防できると言われています。
是非予防しながら健康的な生活を送っていただきたいと思います。
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