出汁の取り方 おいしい仕上がりに。
様々なインスタントの出汁の素が市販されていて、
簡単においしく料理ができるようになっている現在、
出汁をとる機会が減ってきてしまっているのではないでしょうか。
けれども汁物や出汁を効かせた薄味の煮物を作るときには
きちんととった本物の出汁が一番です。
今一度基本の出汁のとり方を 確認してみましょう。
かつおだし
かつおだしはほとんどの料理に使えます。
昆布や煮干しのように水につけてうまみを出す手間がないので短時間でできて便利です。
作る時は、水2カップを沸騰させ、けずりかつおをカップ1/2(4~8g)を一度に入れます。
再び沸騰したら火を止め1~2分おいて、こし器かざるでこします。
この時生臭さがこもるため、蓋はしないようにします。
こすときは絞ると渋みが出てしまうため、自然に落ちるものだけにします。
昆布とかつおだし
昆布とかつおぶし両方のうまみが出る上等な出汁です。
吸い物や和え物、煮物などに使います。
作る時はまず、昆布を乾いた布巾で拭いて表面の砂やゴミをとります。
鍋に水を入れて昆布を約30分つけておき弱火にかけます。
プツプツと泡が浮かび、沸騰寸前になったら昆布を引き上げます。
昆布を煮出すとぬめりや色が出るので気を付けましょう。
次に削り鰹を一度に入れます。
再びふわっとわき上がったら火を止め、1~2分おいてこし器でこします。
こうしてとった出汁を一番出汁と言います。
とった後のかつおぶしと昆布を約半量の水で2~3分煮たものを二番出汁と言い、煮物や味噌汁に使います。
煮干しだし
味噌汁や煮物に使います。
作る時はまず煮干しの頭とはらわたをとっておきます。
そして身を二つに裂き、水に30分ほどつけておきます。
その後中火にかけ、途中浮いてくるあくを丁寧にすくい取ります。
沸騰後2~3分煮てから火を止め、こし器でこします。
このようにそれぞれのうまみを活かした出汁を使っておいしい料理を作っていただきたいと思います。
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