銀杏の中毒と症状
いちょうの木が紅葉する少し前、ぷーんと独特な匂いと共にいたるところに落ちている銀杏。
子供の頃はその匂いが苦手で大人はなんでこれが好きなのだろうと疑問でしたが、
大人になって食べてみるとびっくり!
料理にいれてもおつまみとしてもとても美味しい。
しかしこの銀杏、美味しいからといって大量に食べてはいけないって知っていましたか?
銀杏は食べ過ぎると中毒に!
銀杏にはメトキシピリドキシンという中毒成分が含まれており、
ビタミンB6の作用が阻害され、脳内の神経伝達物質GABAの生成が抑制されることにより
痙攣などの中毒症状を起こすとされています。
銀杏の中毒症状
腹痛、嘔吐、下痢、頻脈、消化不良や痙攣、意識消失、呼吸困難など、
銀杏を食べ過ぎた後約1~12時間後に症状があらわれます。
最悪は死に至るケースもあるとのこと。
日本ではこれまで70例ほどの銀杏中毒が報告されており、
そのうち22例が死亡しているそうです。
中毒量は成人の場合約40~300粒、小児の場合約7~150粒とされています。
銀杏の中毒報告の70%は5歳未満の小児で、
解毒作用の発達していない小児が銀杏を食べるのは危険です。
15個の銀杏を摂取した2歳の子どもが死亡したケースも報告されています。
小児が銀杏を食べる際は1~2個の摂取に留めるか、
5歳未満の小児には銀杏を与えないなどの予防も必要です。
銀杏には栄養もたっぷり!
銀杏は栄養価が高い食材で、でんぷん、カロチン、ビタミンCが含まれており、
カリウムやマグネシウム、リンなどのミネラルもたくさん含まれています。
動脈硬化の改善、鎮痙作用、血糖値正常化、
アレルギーの抑制作用などもあるとされています。
公園や神社で気軽に手に入れることが出来、和食にも欠かせない食材の銀杏ですが、
食べ過ぎるとこんな中毒症状が起こるとは知りませんでした。
ですが旬の食材ですから全く食べないというのも勿体ないですよね。
食べ過ぎには注意しながら、美味しく頂きたいですね。
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