口臭の予防と対策、意外に簡単にできます。
口臭がないか気になってしまったことは誰しもあるのではないでしょうか。
人と接するときの大切なエチケットですよね。
口臭には大きく分けて五つの種類があります。
まずは生理的口臭と言われ誰にでもあるもので、
起床直後、空腹時、緊張時に唾液分泌が減少し
細菌が増殖して口臭の原因物質がたくさん作られるためおこります。
次に飲食物、嗜好品による口臭があります。
これはニンニク、ネギ、酒、アルコールによるものです。
それから鼻やのどの病気、呼吸器系の病気、消化器系の病気、糖尿病、肝臓疾患、
口腔内など病的な疾患が原因で口臭が起こる場合もあります。
さらにストレスにより唾液の量が減少しておこる口臭、
自分自身で強い口臭があると思い込んでしまう心理的口臭があります。
口臭の原因となる主な病気
様々な口臭の中で生理的口臭は誰にもあり、
唾液量が増えれば改善されるので治療の必要はありません。
飲食物や嗜好品による口臭も治療の対象にはなりません。
治療の対象となるほとんどは以下のような口の中に原因があります。
[deco_bg image=”paper4″ width=”400″]1.歯周病
2.虫歯
3.歯垢
4.舌苔
5.プラスチックの入れ歯
6.不良な冠、かぶせた金属の腐食
7.口腔ガン[/deco_bg]
口臭をなくすために
まずは歯科医院に相談してみましょう。
口の中を詳しく調べて治療が必要であれば適切な治療を受けましょう。
特に原因が見あたらないけれどそれでも口臭が気になる場合は
生活の工夫次第でほとんど消すことが出来ます。
口臭を減らすために最も重要なことは唾液の分泌を増やすことです。
唾液には口内の強い殺菌、抗菌、洗浄効果があります。
唾液を増やすために一番簡単な方法は酸っぱい物を思い浮かべることです。
梅干しやレモンなどを見ただけで唾液がじわーっと出てくる体験をしたことが皆さんあると思います。
その他に水分が足りなくなると唾液の分泌量も減ってしまうので水分補給も大切です。
この時注意していただきたいのが、
お茶やコーヒーなどカフェインを含む物は強い利尿作用があるため体から水分が余計に出てしまいますし、
交感神経を活発にしてしまうためこの作用によりネバネバした唾液が分泌され口臭を強めてしまいます。
交感神経が活発になると口臭の原因になってしまいますが、
逆にリラックスしているときに優位になる副交感神経にはサラサラした唾液を出す作用があります。
口臭が気になったときはなるべく大きく深呼吸してリラックスするよう心がけましょう。
原因に合わせた対処法で口臭を予防し、自信を持って人と接することが出来るとよいですね。
唾液を増やすことは口臭予防だけでなく虫歯予防にも有効です。
是非生活に取りいれていただきたいと思います。
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