食物で亜鉛の栄養素を含んでいるものは?
亜鉛とはどんな栄養素かご存知ですか?
タンパク質の合成を促し、細胞分裂を助けて新陳代謝を活発にし、
免疫力を高めてくれる亜鉛は私達の体にとってなくてはならない必須ミネラルの一つです。
爪や髪の毛、皮膚の再生も亜鉛の働きのおかげでスムーズに行われます。
また、性ホルモンの合成にも関わり、不足すると生殖能力が衰えると言われています。
その他に味覚を正常に保つ働きもあります。
さらに、有害物質を捕まえて毒性を抑え排泄させるタンパク質の誘導役でもあります。
摂取の重要性を良く耳にするカルシウムなどに比べると、
亜鉛がこのように重要な役割を担っている栄養素だと認識している方は少ないのではないでしょうか?
亜鉛は普通に食事をしていれば不足する心配はないのですが、
実際は食品を加工する過程で失われることが多く、
インスタント食品やファーストフードに偏った食生活、
極端なダイエットをしていると不足しがちです。
亜鉛が不足すると見られる症状
肌荒れ、シミが目立つようになる、
爪の変形・変色、お酒に弱くなる、抜け毛、傷の治りが悪くなる、
立ちくらみ、眼の疲れ、生理不順、物忘れ、味覚障害、疲れやすくなる、
精力の衰え、風邪をひきやすくなる、といったことが起こります。
これらの症状にあてはまるのであれば亜鉛不足を疑い、
食生活を見直すきっかけにしていただきたいと思います。
亜鉛を含む食べ物
亜鉛は特に肉類、魚類、穀物に多く含まれています。
具体的には牡蠣、ウナギ、牛肉、チーズ、レバー(鶏、豚)、
卵黄、大豆、納豆、きな粉、豆腐、そば、ごま、緑茶、抹茶、カシューナッツ、
アーモンド、黒米、赤米などです。
一日の必要量は15mgなのに対し、牡蠣ならわずか二粒で16mg摂取できます。
ですが、どうしても食品だけでは補いきれないのであればサプリメントで補給するのも有効です。
このように体にとってとても重要な働きをする亜鉛、
不足することないよう日頃の食生活で意識して取り入れるようにしていただきたいと思います。
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