クリスマスイルミネーションの起源とは?
ハロウィンが終わると、街中はだんだんと色とりどりの電飾につつまれ、
12月にはクリスマスが待ち遠しくなるようなキラキラとした景色がいたる所で見られます。
そう!クリスマスイルミネーション!
毎年心が踊ります。
そんなクリスマスイルミネーションの起源を調べてみました。
イルミネーションの起源
イルミネーションの起源については諸説あるようですが、16世紀のはじめ、
ドイツの宗教改革者マルチン・ルターがクリスマスイヴのミサの帰り、
もみの木々の向こうに見えた夜空の星に感動したそうです。
子供たちにその景色を伝えるために
もみの木にロウソクを飾り再現しようとしたのが始まりです。
その景色を描いた絵画によって広まっていきました。
しかし、木にロウソクを飾るのは火災などが起こり危険なため、
時代とともにロウソクから電球へと変わっていきました。
ルターの時代から100年後の17世紀初期にドイツでクリスマスツリーを飾る風習が定着し、
中期にはツリーにロウソクを飾り始めました。
やがて、1746年にドイツからの移民がアメリカにクリスマスツリーを伝えました。
アメリカの発明家エジソンの共同経営者だったジョンソンという人物が、
クリスマスツリーに初めて電飾を飾りました。
日本でのイルミネーションの普及
明治時代、舶来品を扱う明治座が銀座に進出したことが普及のきっかけとされています。
年々派手になっていく装飾にたくさんの人々が押し寄せました。
1905年(明治38年)の新聞には「例年になくイルミネーションが花やか」との記事が載っているとか。
光源には豆電球やムギ球が使われていたそうですが、球切れや消費電力が多く、
発熱の心配もあり、近年はLEDによるイルミネーションが 多くなっています。
最近では電飾によるイルミネーションの他、
プロジェクションマッピングによるイルミネーションも増えてきており、
クリスマスイルミネーションはルターの時代から変わらず人々を魅了しています。
スカイツリーや六本木のイルミネーションはニュースなどでもよく話題になりますが、
都会だけではなく、地方にも大規模なクリスマスイルミネーションスポットがたくさんあります。
お住まいの近くにもきっときれいなイルミネーションスポットがあるはず!
今年のクリスマスはぜひクリスマスイルミネーションで幻想的な時間を楽しんでみて下さい!
関連記事
-
-
リンドウの花を漢字で書くと?
リンドウの花をご存知ですか? リンドウは本州から四国、九州の湿った野山に自生します。 花期は
-
-
味噌汁の隠し味みりんケチャップ以外に4つ紹介します。
日本の食卓には味噌汁が欠かせませんね。 毎朝飲んでいる人も多いのではないでしょうか。 わかめ
-
-
実際のところどうなの? 海外旅行保険は入るべきか否か
あなたは、海外旅行に行くときに、 保険に入っていきますか? 「2泊3日しかしないから、 入
-
-
おでんは地域で違いがある?
寒~い時期になると、スーパーでも特設コーナーが出来る人気者・おでん。 コンビニ各社でも美味しいおで
-
-
じゃがいも栽培は日陰でもできる? じゃがいもが育つ日照条件は?
じゃがいもを育てるときに 日光はどれくらい必要なのでしょうか。 もし必要な日光が当た
-
-
●分でわかる七夕に欠かせない笹飾りの意味とは
30分でわかる七夕に欠かせない 笹飾りの意味とは 七夕の時に飾る笹飾りにも 意味があることはご
-
-
新品の蛍光灯なのに!? 交換してもチカチカしてしまう理由
せっかく蛍光灯を交換したばかりなのに、 なぜかチカチカしている…。 明かりは生活に必要なもの
-
-
紫外線アレルギーで目にどのような症状がでるのか、原因や治療法、予防対策も調べている人。
紫外線アレルギーで起こる目の症状は? 原因から対策まで あなたは、「紫外線アレルギー」って 聞
-
-
夏の必需品 扇風機の電気代って いったいいくら? 24時間調査してみたところ・・・!?
夏の必需品「扇風機」の電気代っていったいいくら?24時間調査してみたところ・・・!? 夏に
-
-
シャガールの生涯、意外な3つのポイント
画家のシャガールといえば、天使がふわふわと飛んでいるような、 やさしい色使いの幻想的な絵が有名です
- PREV
- おでんは地域で違いがある?
- NEXT
- クリスマスコフレ人気ブランド2014を適当に紹介します。