神戸イルミナージュのチケット購入方法。混雑はするの？

神戸の冬の夜といえば、「神戸イルミナージュ」。
2011年から始まった、神戸フルーツ・フラワーパークでおこなわれる光の饗宴です。

全国的にはまだ知名度が低いですが、
開放的で新しもの好きと言われる神戸人には既に大人気。

年々パワーアップしています。
どんなイベントなのか、調べてみました。

神戸イルミナージュってどんなイベント？

神戸イルミナージュは、神戸フルーツ・フラワーパークで開催される、
関西最大級のイルミネーション・イベントです。日本イルミネーション協会主催、
Illuminage Groupという企業が制作する、光の芸術展です。

大阪城のクリスマス、あべの・天王寺イルミナージュなど、
日本とハワイで多くのプロジェクトを成功させて来たIlluminage Group。

LED電球400万個以上を使い、まさに光のシャワーです。
さらに一昨年からは世界的な3D映像作家を迎え、プロジェクトマッピングを開催するようになりました。
関西では初めての常設型です。

来場者数は、年々増え続け、前回は18.5万人。今回はさらなる人出を狙います。

実は、会場となる神戸フルーツ・フラワーパークは1992年に神戸市が300億円かけて建設したテーマパーク。
中には遊園地・ホテル・結婚式場などがあり、ピーク時には年間150万人の来場がありました。

ところがその後減少を続け、４年前には約45万人と、赤字経営を続けていました。

そこに登場したのが神戸イルミナージュ。
たった78日間で来場者15.4万人、売上1億3000万と大成功を納めたのです。

Illuminage Groupの技術力のすごさ、芸術性の高さは来場者をとりこにしてしまいました。

どんな見どころがあるの？

フルーツ・フラワーパークは中世ヨーロッパ・ルネッサンス様式の建物や庭園を再現し、
四季折々の植栽を楽しめる「花と果実のテーマパーク」です。

そのフルーツ・フラワーパークの中央広場をメイン会場とし、園内をイルミネーションで飾り付けます。
花壇と共に幻想的な世界を作り上げ、まるで夢の世界にいるようです。

会場中央にHIKARIのルネサンスパークを設置し、
トンネルを抜けると電飾の樹木が並木道となって続いています。

大人気の3Dプロジェクションマッピングはその壮大さと美しさが大評判に。
前回は18：00、18：45、19：30、20：15、21：00の１日４回行なわれました。

また、期間中毎晩17：00、18：15、19：00、19：45、20：30から、
「光のモンキーショー」というイルミネーションとモンキーショーを組み合わせたイベントも開催されました。

今年はどんな光の芸術が見られるのか、皆期待に胸を膨らませています。

開催はいつからいつまで？　

現在発表になっているのは以下のとおりです。

　・日程　2015年11月1日（日）～2016年2月1日（月）
　・時間　毎日17：30～21：30（開場17：00～22：00）
　・料金　大人1,000円　　小人（小学生以下）500円（開催期間のみ）
　　　　　前売り　大人800円　　小人400円　3歳未満無料
　・場所　神戸フルーツ・フラワーパーク
　　　　　兵庫県神戸市北区大沢町上大沢2150　電話：078（954）1000
　・アクセス（電車）JR宝塚線三田駅よりバス20分（無料）またはタクシーで15分
　　　　　　　　　　神戸電鉄岡場駅よりバス・タクシーで15分
　　　　　　　　　　JR三ノ宮駅・神戸三宮駅から神姫バス（38系統）で35分（土日祝のみ）
　　　　　　　（車）神戸三宮より約50分
　・駐車場　1500台分完備
　・問い合わせ　一般社団法人　日本イルミネーション協会　電話：06（6452）0808

他のイルミネーションイベントが大体11月末からクリスマス頃までの約１ヵ月以内なのに対し、
これは３ヵ月と大変長い期間おこなっています。

「神戸ルミナリエ」の開催が12月4日～12月13日ですので、一度に両方訪れてみてはいかがでしょう。

チケットはどうやって購入するの？

今回のチケットはまだ販売されておらず、予約も受け付けていません。

前売り券販売開始後は神戸イルミナージュ公式ホームページ
公式ホームページから申し込むことができます。

その他、ローソンチケットやチケットぴあでも購入できるようです。

売店で直接購入するには、フルーツ・フラワーパーク内売店、
神戸市総合インフォメーションセンター、イオンモール神戸北で販売予定です。

前売り券が購入できるのは10月31日までなので、
行こうと思っている方は必ずその日までに購入して下さいね。

おすすめの交通アクセスは？

駐車場が1500台分完備なので平日は問題ありませんが、週末は観光バスが多く入ります。

また、特にクリスマスシーズンも混雑が予想されます。
近くには他の駐車場がありませんので、余裕を持ってお出かけ下さい。
大沢ICを降り、フルーツ・フラワーパーク前の信号を左に入ってすぐです。

なお、12月20日以降、イベント終了までの土日祝は大混雑します。
一番混む時間帯は17～18時で、観光バスや車が引けてくるのが20時頃です。

ですから、20時過ぎに着くようにすれば比較的すぐに駐車できます。
イルミネーションは１時間もあれば充分堪能できますよ。

ただし、夜が遅くなるとかなり冷え込みますので、充分に着込んでお出かけ下さいね。

送迎バスが三田駅より出ていますが、前回は土日祝のみ、１時間に１～２本でした。
今回のバスについてはまだ情報がありません。

フルーツ・フラワーパークまたは公式ホームページで直前に確認して下さい。

・電話：078（954）1010　フルーツフラワーパーク
・神戸イルミナージュホームページ

近くに宿泊施設はあるの？

フルーツ・フラワーパーク内にホテルフルーツ・フラワーが併設されています。

広大な土地にそびえ立つオランダ国立美術館を模したホテルには、
源泉かけ流しの露天風呂や大浴場があります。

外国人観光客も多く、特にアジアからが多いようです。

すでに土～日は満室になっている場合もあるようですので、ご希望の方はお早めに。
078（954）1000　 神戸ホテルフルーツフラワー

半径５キロほどには別のホテルはありません。
別の宿泊施設を探すには、有馬温泉や三田のほうまで足を伸ばしたほうがよさそうです。

まだ今年の開催内容については発表されていないので、今後変更なども考えられます。
必ず事前にホームページや電話で確認して下さいね。

　・電話：078（954）1010　フルーツフラワーパーク
　・神戸イルミナージュ公式ホームページ
　・一般社団法人　日本イルミネーション協会　電話：06（6452）0808

ほかにも何かイベントをやっている？

「神戸ルミナリエ」が12月4日（金）～12月13日に開催されます。

阪神・淡路大震災の後、多くの犠牲者の鎮魂と街の復興を願って、
1995年から毎年おこなわれているイべントです。

神戸市の旧居留地の仲町通りと東遊園地でおこなわれ、
緻密な幾何学模様をイルミネーションで表現します。

電飾ながら非常に荘厳で、鎮魂と復興の想いが伝わってきます。

この想いを表現するには温かみのある色合いが必要とのことで、
一部の作品以外はLEDではなく白熱電球を主に使っています。

入場料は無料。毎年300万人以上の来場者が訪れ、その場で、あるいは街頭などで募金をしています。
前回は企業からの募金やグッズ・宝くじの販売なども合わせ、4800万円が集まりました。

これを開催費用にあてているのです。

会場は三ノ宮駅・神戸三宮駅から徒歩10分ほどです。
バスもありますが、開催中は大変混雑するので歩いたほうが早い場合もあるそうです。

詳しいことは、神戸ルミナリエ組織委員会オフィシャルホームページで確認して下さいね。
神戸ルミナリエ組織委員会　電話：078（303）0038

二つの、全く違ったタイプのイルミネーション。
ぜひ一度、お友達や恋人・ご家族で行って、ステキな思い出を作って下さい。

YouTube:神戸イルミナージュin神戸フルーツ・フラワーパーク

20回目の“鎮魂の光”神戸ルミナリエ開幕