大人気!サイクロン掃除機の意外なデメリット
家電量販店の掃除機コーナーをのぞくと、旧来の紙パック式掃除機がなりを潜め、
サイクロン掃除機が大きな売場面積を占めていることに気づきます。
紙パックを使用しないため、メンテナンスコストが抑えられ、
吸引力にもすぐれていると言われるサイクロン掃除機。
買い替えを検討している人も多いのではないでしょうか。
ところが、インターネット上ではサイクロン掃除機にまつわるマイナス面についても議論されています。
その意外なデメリットについてまとめてみました。
サイクロン掃除機とは
サイクロン掃除機とは、吸い込んだ空気を本体内部で旋回させることで発生する遠心力により、
ゴミと空気を分離しながら集塵するタイプの掃除機のことです。
紙パックを介すことなくゴミを巻き上げて本体に溜め、空気だけを排出します。
ゴミ捨てが簡単な点、紙パックの交換の手間やコストがかからない点、
吸引力が高い点、排気がクリーンな点等が販売側のおすすめポイントであり、使い手にも支持されています。
デメリットその1)音が大きい
実際に使用している人からは、音が大きく騒音レベルだ、という弱点があげられています。
ゴミを遠心力で分離するために、
本体内に非常に大きなパワーを持つモーターをつける必要があるからです。
サイクロン型の構造をもつ掃除機の宿命です。
デメリットその2)ゴミ捨てが面倒
ゴミがある程度溜まるまでゴミ捨てを待たなければならなかった紙パック型掃除機とは違い、
吸ったらすぐにゴミを捨てられるサイクロン掃除機ですが、手軽な反面、
いちいち捨てるのが面倒なものぐさな人にとっては「すぐに捨てる」ことが苦痛のようです。
ゴミを溜めたまま掃除を続けると吸引力が落ちてきます。
フィルターも汚れやすくなります。
吸引力はいっそう低下しますので、
掃除を完遂するまでに余計な電気代もかかってくるのです。
デメリットその3)ゴミ捨て時にゴミが舞い上がる
CMなどでは吸ったゴミをゴミ箱にポイ、はいおしまい、といった様子が描かれていますが、
このゴミ捨て時がなかなか厄介で、ゴミを落とすと同時に粉塵が周囲に舞い上がってしまうのです。
喘息やアレルギーのある方には大敵です。
粉塵が舞い上がらないよう工夫をこらす必要がありそうです。
まとめ)
大人気のサイクロン掃除機ですが、音が大きく、毎回のゴミ捨てが面倒で、
ゴミ捨て時にゴミが舞い上がることが弱点のようです。
これらの要素に不安のある方は、従来の紙パック型掃除機を選ぶのが無難でしょう。
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