もっと美味しく！ボジョレー・ヌーボーに合う簡単料理

毎年１１月の第三木曜日が、ボジョレー・ヌーボーの解禁日です。

ボジョレー・ヌーボーは、
フランス中東部ブルゴーニュ地方のボジョレー地区で収穫された葡萄で作られた、
その年もっともはやく飲める赤ワインの新酒のことです。

日本ではバブル時代を彷彿とさせるからか、過去のものとして扱われ、
売上も低迷気味のボジョレー・ヌーボーですが、その口当たりのよさはお酒の苦手な人にもってこいです。

そこで、ボジョレー・ヌーボーに合わせると美味しい簡単料理を紹介しましょう。

ボジョレー・ヌーボーの特徴

レシピに移る前に、簡単に特徴を知っておきましょう。

ボジョレー・ヌーボーは、年によって多少の味の違いはあるものの、
とびきりフレッシュでフルーティです。

酸味や渋み、苦みが少なく、癖のない風味が老若男女を問わず好まれます。

赤ワインにしてはまろやかですので、
一般的に白ワインに合うとされる料理との相性が抜群と言われています。

おすすめレシピ１）白身魚のバターソテー

口当たりのよいボジョレー・ヌーボーは、こってりとしたお肉よりは、
淡白な白身魚との相性がばっちりです。

スズキなどの白身魚をフライパンで軽くソテーし、
塩コショウまたはクレイジーソルトで味つけします。

たったこれだけでＯＫ。

ガーリックをきかせてもいいですね。
お酒の味と香りをより堪能するためには、シンプルゆえに、
少し奮発して高価な調味料を使うといいでしょう。

おすすめレシピ２）魚介の白ワイン焼き

海老やイカ、アサリなどの魚介もおすすめです。

白ワインで蒸して、ハーブを添えるだけでＯＫ。

ボジョレー・ヌーボーは癖がありませんので、
白ワインがない場合は日本酒でも大丈夫です。
その際は醤油を軽くたらすといいでしょう。

おすすめレシピ３）野菜のバルサミコマリネ

バルサミコ酢とオリーブオイル、レモン果汁を混ぜてマリネ液を作ります。

そこへ軽く素揚げした秋野菜を漬けて、一時間ほど置いて味をなじませます。
冷蔵庫で冷やしてもＯＫ。

パプリカなどの鮮やかな野菜を使うと豪華に見えますので、おもてなしにもぴったりです。

おすすめレシピ４）チーズ

ワインの出来が良いと評判の年には、シンプルにチーズと合わせましょう。
青カビなどの癖のあるチーズはＮＧです。

フレッシュなボジョレー・ヌーボーにはフレッシュチーズが似合います。

まとめ）

酸味・苦み・渋みの少ないボジョレー・ヌーボーには、あっさりとした料理がよく合います。

白身魚や魚介類、フレッシュチーズがおすすめです。
肉であれば鶏肉をチョイスしましょう。

味付けも塩やハーブなどでごくシンプルに。
冷蔵庫で一時間冷やしたくらいが飲みごろです。